DETAIL
「コンガ農協／ナチュラル」としては二度目の登場です！
…開店当初は同じ農協の
精製方法違い（ウォッシュト）を扱ったこともありました。
その後に“ナチュラル”も一度取り扱いましたが、ご記憶の方はいらっしゃいますでしょうか？
かつてのエチオピアには、
・ウォッシュト＝クリアーで上品なイメージ
・ナチュラル＝力強くワイルドなイメージ
が豆そのものに強く感じられたのですが、ナチュラルの方が良い意味で洗練されてきており、今回はそのあたりもご紹介したく選定いたしました。
それにしても…
業界として、コーヒーを果物（ベリーのようとかシトラスのようとか）に例えるのは、いつまで続くのでしょうか？…
文章化できないので仕方なく？…わかりますが、それでも伝わっているかどうかは疑問です。
例えられる側のブルーベリーやレモン・林檎だって、品種や熟度によって別物だと思うんです。
お菓子の風味の説明に「コーヒー風味」とざっくりまとめられていると「…？なんだかなぁ…」と思うコーヒー関係者も多いと思うのに…。
ということで！
今回のこのコーヒーは「エチオピアコーヒー／イルガチェフェ産／ナチュラル製法」として、逆に例えられる側にまわって欲しい、そんな “コーヒーの基準” になって欲しいコーヒーです。
しいて言うなら、ホントに強いて言うなら、前述のブルーベリーや林檎の感じを特に浅煎りの方にはより強く感じ、
深煎りの方にはナッツ感・チョコレート感が加わる感じがします。
特に口に含んで飲み込んだ後、鼻に抜けていくフレーバーの中にそれらをより強く感じられることと思います。
それでもやはり「エチオピア・イルガ・ナチュラル」としか言い表せない…それがこのコーヒーの醍醐味・楽しさなのだと思います。
「インドネシア・マンデリン」と共にコーヒーの基準となりうる（いえ多分既になっている）「エチオピア・イルガチェフェ」。
どうぞご堪能ください。
■標高：〜2,500ｍ
■品種：原生品種
■精製方法：ナチュラル
■『豆』の状態でお届けいたします。
…粉にしてしまうと、空気に触れる面積が増え、酸化が急速に進んでしまいます。コーヒー本来の美味しい酸味ではなく、劣化して「酸っぱいコーヒー」になってしまう為、当店では『豆』でお届けしております。
（別途、「ドリップバッグ」という形で15ｇに小分けにした商品はございます。小分けにすることで極力酸化を抑えるようにしていますが、出来れば豆で購入していただき、淹れる際に都度、挽いていただけると幸いです。）
